もう長い間、体重計の数字がピクリとも動かない。
そんなこと、ありませんか?
体重計は絶対的な忠誠心をもって、毎朝同じ数字を律儀に見せてくる。
この誰トク忠誠心・・・・
食事は気をつけてる。
GL値も一応頭に入ってる。
宅トレも早起きして出勤前に真面目にひーこらやってる。
なのに。
体重は同じ数字を行ったり来たり。
頑張ってるのに結果が出ない——
これ、ダイエットあるあるの中でもかなり心が折れるやつです。
原因がわからない。思い当たることは全部挙げてみた・・・・
いてもたってもいられず方々にあたりかまわず相談してみたところ、意外な被疑者にたどり着きました。
その被疑者(ホシ)の名は・・・・
「睡眠」
運動と食事にばかり気を取られて、完全にノーマークだった存在。
灯台下暗しとはまさにこのこと。刑事ドラマでよくあるあの展開がダイエットにもあったのです!
というわけで。
今回は、私が「睡眠、実はダイエットの盲点だった」と気づくまでの顛末と、そこから試してみたことをまとめてみます。
食事と運動、めちゃがんばってるのに、なぜか停滞していた理由
まず前提として、当時の私の生活を振り返ってみます。
食事は奥さんが作ってくれる料理中心。
GL値の低いものを選ぶよう意識して、揚げ物や白米大盛りみたいな「わかりやすく太る系」はだいぶ減らしていました。
運動はジムに通う時間の余裕もお金もなかったので、宅トレ一本。
有酸素運動と自重筋トレを組み合わせて、リビングでせっせと体を動かす毎日。栄養管理アプリも入れて、食べたものは一応記録。
だけどもしかし。
体重は2〜3ヶ月ずっと同じところで足踏み。
最初は「まあ、停滞期ってやつだろう」と気楽に構えていたのですが、さすがに長すぎる。
しかも、日によって謎に食欲が爆発する日があることに気づく。
理性ではコントロールできているつもりなのに、無性にラーメンが食べたくなる夜がある謎。
「食べてない、運動してる」のに結果が出ない。
これ、ストイックにやってる人ほど「自分の意志が弱いだけなのでは」と自分を責めがちなパターンだと思うんです。
でも今回調べてみて分かったのは、それは意志の問題じゃなく、もっと別のところに原因があるかもしれない、ということでした。
そこで振り返ってみたのが、
自分の睡眠(上がったホシ)
でした。
実はここ最近、夜中に何度も目が覚めていたし、朝は妙に早い時間にパチッと目が覚めていた。
「歳のせいで眠りが浅くなったんだろうな」くらいにしか思っていなかったのですが、これがどうも本丸だったようです。
睡眠不足と体重・食欲の関係を調べてみた
睡眠とダイエットの関係についてあたってみると、いくつか興味深い話が出てきました。
これはあくまで関係各所への聞き込みレベルなので、「これで絶対痩せる」みたいな話ではないことはご了承ください。あくまで、自分なりに調べて納得した範囲での話としてお読みください。
ホルモンバランスの話
睡眠が不足すると、食欲を刺激するホルモン(グレリン)が増え、逆に満腹感を伝えるホルモン(レプチン)が減る、と言われています。かみ砕いて言うと、「身体が『飯、食え!』と叫び続ける状態」になるということ。夜にラーメンが食べたくなっていたのは、単なる意志薄弱ではなく、身体がそう仕向けていた可能性がある、というわけです。
代謝が落ちるという話
睡眠不足だと基礎代謝が落ちやすいという話もあります。同じ量を食べても、寝不足の日はなんとなく太りやすい気がしていたのですが、あながち気のせいでもなさそうです。
夜の過食を誘発するという話
寝不足で疲れていると、脳がとにかく手っ取り早いエネルギー補給を求めがちになり、高カロリー・高糖質のものに手が伸びやすくなるとも言われています。夜遅くのお菓子やラーメンへの謎の欲求、まさにこれだったのかもしれません。
グレリンだのレプチンだの、10回音読しても憶えられない要素が原因だったようです、警部。

自分の睡眠習慣をふりかえる棚卸し
原因の見当がついたところで、自分の睡眠習慣を包み隠さず棚卸し(現場検証)してみました。
▪︎夜中に2〜3回は目が覚める
▪︎朝は決まって早い時間にパチッと覚醒(そして二度寝できない)
▪︎寝る直前までスマホでニュースやSNSをチェック
▪︎夕方以降にコーヒーや緑茶を飲む習慣あり(緑茶にもカフェインが入ってると知ったのは最近)
▪︎寝る1時間前くらいに軽い運動をしていて、変に目が冴えていた
体感としては、睡眠時間と翌日の食欲の相関がかなりはっきりしていました。
5時間くらいしか眠れなかった日は、翌日の食欲が明らかにおかしい。
7時間以上眠れた日は、朝のテンションからして違うし、無駄食いもしない。
ここで気づいたのが、自分の中にあった
「歳を取ったから睡眠時間は短くていい」
「5時間睡眠でも動ける俺、偉い」
みたいな、謎の思い込みです。
冷静に考えると、ただの寝不足オヤジでしかありませんでした。
今日からできる小さい改善策まとめ
というわけで、ここからは実際に試してみたこと(現場検証)をまとめます。
全部一気にやろうとすると絶対続かないので、優先順位をつけて少しずつ変えていきました。
すぐできること
▪︎寝る1時間前はスマホを見ない
(ブルーライトがどうこうというより、単純に脳が興奮して眠れなくなる感覚がある)
▪︎14時以降はカフェインを摂らない
(緑茶もアウトと知って地味にショックだった)
▪︎平日も休日もできるだけ同じ時間に寝起きする
▪︎寝る前30分は入浴・ストレッチなど「これをやったら寝る」というルーティンを固定する
▪︎朝、日光を浴びる時間を意識してつくる

寝具も見直した!
上に挙げたような「習慣」の改善だけでもそれなりに効果はあったのですが、ダイエットが半分ほど進んだあたりで、もう一つ手を打ったのが寝具でした。
当時、肩こりと寝つきの悪さがどうにも解消されず、「これはもう枕が悪いのでは」と思い立って導入したのが、マニフレックスの「ピロー グランデ」です。
マニフレックスとはイタリア発のブランドで、独自素材「エリオセルMF®」を使った高反発の枕が有名です。
実際、ダイエットの途中でこれに切り替えてから、睡眠の質は体感としてはっきり変わりました。
肩まわりの緊張がマシになったのと、夜中に何度も起きるようなことが減った感覚があります。
あまりに快適だったのか、しばらくして家の中でこの枕が忽然と姿を消すという新たな事件が発生し、私はまた捜査に出ることになっったのです。
しかし、今回はすぐに被疑者(ホシ)は見つかりました。犯人はなんと
娘だったのです。
取り調べによりますと、使い心地の良さに気づいた娘は、気がついたら自分の枕として使っていたと自供しています。
事件当時の彼女の精神状態が通常であったのかは鑑定が必要ですが、「これは私のために開発された枕」ととの自供を繰り返しているとのことでした。
判決が出るまでには時間がかかる為、仕方なく、私はもう一つ買い直しました。
事件は迷宮入りするかもしれませんが、そんなゴタゴタを乗り越えてまでも買い直したい枕であったことは紛れも無い事実であるということだけはここに言及いたします。
なお、合わせて、実際に使ってみての感想を良かった点・気になった点のレポートを調書に付与します。

良かった点
▪︎仰向けでも横向きでも、変な違和感なく頭と首を支えてくれる感覚がある
▪︎エアホール構造のおかげか、通気性は確かに良い(蒸れにくい)
▪︎一晩中同じような硬さで、夏でも冬でも寝心地が変わらない
▪︎娘に本気で奪われるくらいには、寝心地の良さが伝わる枕だった
気になった点
▪︎安くはない価格帯(1日の1/3への投資と自身を諭しましょう)
▪︎サイズが大きめで、市販の枕カバーだと合わないことがある
▪︎開封直後は独特のニオイがあり、慣れるまで数日かかった
▪︎気に入りすぎた家族に奪われるリスクがある(これは私の家だけかもしれません)
ダイエットにおける睡眠の改善は「これを使ったら劇的に痩せる」みたいな話では全くないのですが、睡眠の質そのものが上向いたことで、結果的に夜の無駄食いが減った実感はあります。
枕一つでダイエットが成功するとは言いませんが、家族の中で被疑者が出る程の寝具というのは、なかなか珍しいのではないでしょうか。
(※マニフレックスにはピロー グランデ以外にも、低めタイプの「フラットピッコロ」や横向き寝向けの「バイオシェイプピロー」など複数モデルがあります。自分の寝姿勢や好みの硬さに合わせて選ぶのがよさそうです。)
まとめ:睡眠を見直したら、遠回りせずに済んだかもしれない
食事と運動、この2つさえ頑張っていれば大丈夫だと思っていました。
でも実際は、睡眠というもう一つの土台がグラグラだと、いくら食事と運動を頑張っても効率が悪くなる——今回はそれを痛感した出来事でした。
もし「食べてない、運動してる、なのに痩せない」という停滞感に心当たりがあるなら、一度自分の睡眠を疑ってみるのもアリだと思います。
少なくとも私の場合は、これが遠回りの原因のひとつだったのは間違いなさそうです。
とはいえ、これで一気にすべてが解決したわけでもなく、地道な宅トレと食事管理は相変わらず続きます。
それでも、遠回りの原因をひとつ潰せたのは大きな収穫でした。
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