時は2022年4月13日 早朝。
スピードスケート女子の小松奈緒選手が前日に現役引退を表明したことが各紙朝刊等で大きく報じられたまさにその日に、どこにでもいる40代のイケてないオッサンが緊張した面持ちでオムロンの体重計に乗ります。示す数字は
「64.90」
そうです。
そうなんです。
ダイエット開始から苦節190日。
目標として掲げた65kgを初めて切った瞬間がこの日だったのです!!!
.
私が体重計に乗る一挙一動を固唾を飲んで静かに見守っていた家族や知人は数字を確認するや一転、
クラッカーや指笛と共に一斉に祝福ムードに!

というシーンを脳内で想像しながら、私は淡々と体重計を片付けて出勤のための準備をはじめました。
時は朝の5時。
家族は寝ています。友人知人もまあそうでしょう。
実際は祝福されるなんてことはなく、ただ46歳のオッサンが早朝のまだ肌寒い洗面所にて、半裸で体重計に立った瞬間に静かにざわついていた・・・・・・・ただただそれだけのことでした。
まあ、これが仮に真っ昼間だったとしても祝福を受けることはなかったでしょうけどね。
他人にしてみればどーでも良い話でしょうけれど、自分的には
「やってやったぜ!」
という気持ちでいっぱいの瞬間だったわけなのです。
.
とは言え、当時の記録を読み返してみると、目標達成の前日は拍子抜けするほど普通の一日で、当然ですが前夜祭でどんちゃん騒ぎなどありませんでした。
あ、言いたいのはオジサンがダイエット成功しても誰からも祝福されないよーということではなく、
えっちらほっちら半年かけて目標体重にたどり着いてみて、わかったこと。
これが伝えたかったのはこれです!
【目標体重にたどり着いてみて 3つのわかったこと。】
1.ゴールは、「普通の日」の延長線上にしれっと来た
2.体重は、「日」じゃなく「月」で見ればよかった
3.毎日やらなくても、ちゃんと進んだ
当日の日記
186日目で体重が64.9kgに。目標達成! 当初が78kgだから、減量13.1kg! 半年で13.1kgの減量というのは、決して目を見張るものではないと思う。 「維持」というのは実はすごく難しい。気を抜くと下降線を辿るからだ。
(一部抜粋)
4年後の私からひと言。正しくは190日目です。 達成の日に、日数を4日も数の数えられないバカさが露呈。
① 念願のゴールは日常の延長線にしれっと

達成前日の記録をまとめると、こうです。
- 朝:背中の筋トレ(退屈すぎて、YouTubeを観ながらやったら回数を見失う)
- 昼まで:何も食べず(仕事中は眠くなるので食べない派)
- 夜:味噌汁、サラダ、豚肉と茄子の味噌炒め。そして ハイボール2杯
……飲んでます。
これはもちろん、目標達成前の前夜祭的な祝杯ではなく、あれです。「晩酌」です。
追い込みも、特別なメニューもありません。いつもの運動、いつものごはん、いつものハイボール。
そして念願のゴールは、その翌朝にしれっと来たのでした!
それはつまり、
ちょっといい感じに言わせてもらうと、
今日のあなたの「普通の一日」が、ゴールへと向かう確実な一日なのです。
……イキって名言っぽくかましてみましたが、ハイボール飲んでたヤツが言ってても説得力があるのかどうか。
② 体重は、「日」じゃなく「月」で見ればよかった


達成の前日、体重はまだ 65.9kg でした。2日前には、逆に1.4kg戻った日もあります。
日々の数字だけを見ていたら、ゴールが目の前にあることにすら気づけなかったはずです。
体重は、食べたものや水分で1kgくらいは平気で上下します。私も毎日の数字に一喜一憂していましたが、1ヶ月単位でどっちに向かっているかを見るようにしたら、ずっと心が楽になりました。
③ 毎日やらなくても、ちゃんと進んだ

当時の私は、13.1kgを「目を見張るものではない」と書いています。
確かに地味です。1日あたりにすると約69g、卵1個ちょっとの重さです。
しかも、エクササイズをした日は月の45〜67%。3日に1日はサボっていました。
それでも、半年続けたら13.1kg減っていました。
今思えば、この地味さが続いた理由なのかなと思っています。
夜はお酒も飲んで、サボった日は「休息日」と言い張る。
自分に厳しくし過ぎず無理をしなかったから、半年もったと思います。
まとめ:やってみてわかったこと
▪︎ゴール前日は、ハイボールも飲む普通の日だった
▪︎体重は月単位で俯瞰して見た方が、自身の成果がわかりやすい
▪︎3日に1日サボっても、半年で13.1kg減った
目標達成時の記録を見返した46歳のオッサンの感想は
その普通の一日が、ゴールへの一日
本当にそれは実感します。
ただし
当日の日記の「維持はすごく難しい」という一文。
目標達成以降、この予想が見事に的中します。
.
後編では、目標達成から4年間の「維持期のリアル」を振り返ります。


コメント